WORLD-ビビドニアの世界-

─大地は無限に広がり、水平線は雲と霧におおわれ
この世界の果ては未だ観測されていない─

都の空には七色の光が飛び交い、
様々な種族が住まう世界の
調和と均衡を祝福している。

「ここはビビドニア、剣と魔法とITの世界」
自由気ままに暮らす住民たちの物語

STORY-ビビドニアの歴史-

語り継がれる3匹の竜

むかしむかし、はるか遠い昔、
3匹の竜がいました。

赤の竜は力の牙を、
青の竜は限りない羽を、
緑の竜は命の息吹を持っていました。

竜たちは
それぞれのチカラを人々に分け与え、
その地に3つの村を作りました。

3つの村は手を取り合い、
やがてひとつの国となりました。

国はみるみる大きくなり、
魔術や魔法道具が生まれました。

大きな乗り物が空を飛び水を走り、
魔法道具は暮らしを助け、
芸術は魔法の力で
さらにその煌めきを増し、
人々はどんどん豊かになっていきました。

黒い竜と暗黒の時代

発展を続けるビビドニア。
そこにどこからともなく
黒い影がやってきました。
それは、大きな大きな黒い竜。

黒い竜は
たくさんのマモノを連れていました。

マモノたちは人々を襲い、
世界は闇に包まれました。

ビビドニアは突如として
暗黒時代を迎えることになったのです。

暗黒時代の終焉と平和

マモノたちとの戦いは長く続き、
人々の嘆き悲しむ声は増す一方でした。

その時、天から力を授かった
ひとりの勇者が立ち上がります。

勇者は手にした大きな剣を振るい、
やがて黒い影は
遠い彼方へ消え去ったのです。

そしてその世界には再び平和が訪れ、
人々は安寧を取り戻しました。

突如発生したゲートの謎

平和になった世界に
奇妙な変化が起こりました。

鮮やかな光のアーチを描き、
怪しげに揺れる
未知のゲートが発生したのです。

勇敢な冒険者たちは依頼を受け、
このゲートの先へ調査に向かいましたが、
誰一人として帰ってくることは
ありませんでした。

この現象がもたらす影響は繫栄か破滅か。
まだまだ探求の余地があり、
現在も謎に包まれたままなのです。

そんなことはお構いなしに
気ままに生きる
住民たちの物語です。